こんにちは、ERDE の村木です。
今日は、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いについてです⭐︎
昨日、酸素系漂白剤の過炭酸ナトリウムについての記事を書きました。
なんとなく塩素系漂白剤と酸素系漂白剤というのがあるというのは知っていても、何が違うのか分からない人も多いと思います。
そんな人のために(自分の勉強でもある笑)違いについてまとめてみたので参考にしてください^ – ^
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は主成分が次亜塩素酸ナトリウム。
強力な殺菌・漂白効果があり、台所や浴室のカビ取り剤に使用されることが多いです。
衣類の漂白には適しておらず、色柄物の衣類に浸しておくと、染料まで脱色してしまいます(>_<)
衣類に使う場合は白いもののみ可能!
独特な臭いを発し、なかなか臭いが消えないので苦手な人が多いかもしれません。
塩素系漂白剤は有機物と反応するとトリハロメタン(発ガン性物質)などの有害物になる可能性が高いので環境への負担が大きくなります。
お掃除の現場では頑固なカビの除去・医療現場ではウイルスの強力殺菌のために使用されることがあります。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は粉末タイプ(アルカリ性)と液体タイプ(弱酸性)があります。
粉末タイプの主成分は過炭酸ナトリウム。
液体タイプの主成分は過酸化水素。
どちらも殺菌・漂白効果がありますが効力は塩素系漂白剤に若干劣ります。
ですが、衣類の漂白には適していて、繊維を傷めることなく汚れのみを分解してくれます。
液体タイプに関しては弱酸性なのでタンパク質を傷めることなく洗濯できます。なので絹や羊毛などのデリケートな衣類に使用することも可能。
両者とも臭いはありません。
粉末と液体では使い方に少し違いがあります。
液体タイプ → 洗剤を加えないと漂白効果が現れません。
粉末タイプ → 単独でも漂白効果はありますが、40℃以上のお湯で溶かす必要があります。温度を上げると化学反応するスピードが上がるため。
酸素系漂白剤は食品添加物と同じ成分なので、万が一口に入れてしまったとしても体には無害です。
なので、入れ歯の洗浄剤なんかに使用されていますね。
ポリ○ントに水を加えるとシュワシュワと発泡しますが、あれは水と反応している証拠。発泡している間に漂白・殺菌しているんです。
酸素系漂白剤は分解すると 過酸化水素+水+酸素になり環境への負荷はとても少ないです。
なので、ナチュラルクリーニングでは基本的に酸素系漂白剤しか使用しません☺️
個人的には、普段の生活における衣類の漂白や汚れ落としには酸素系漂白剤で十分だと思います!
漂白剤と聞くと『強力』というイメージがありますが、種類によっては環境にも優しくて漂白・殺菌などしっかり効果を発揮してくれるものもありました。
使用用途で漂白剤の選び方は変わってくるので、迷った場合はこちらの記事を参考にしてください。
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私たちERDEでは、基本的に2種類の自然由来の洗剤を使って作業をしています。
『業者に頼んでも清掃後の臭いがキツイ』
と感じる方がよくいらっしゃいますが、ERDEでは清掃後の臭いは
「ほぼ無臭」です。
なので、小さなお子様やペットがいるご家庭に特にオススメしたいです。
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