国内4大メーカー【浴室のエプロンとお手入れの方法について】

目次

浴室のエプロンとお手入れの方法について

TOTOさんの場合

外さないでください。と、TOTOさんホームページには明記されています。取り付けたままブラシが届く範囲でのお手入れとなります

LIXIL(INAX)さんの場合

「浴槽下のお手入れ」という項目でホームページに明記があります。リンク先のページでご覧になれます→[[浴槽下のお手入れ]但し、浴槽下に防水パンがない場合や、在来工法浴室のタイル貼りエプロンは取り外せません。という特記があります。

トクラス(ヤマハ)さんの場合

ホームページ内にバスタブ/エプロンという項目があるのですが詳細はみつかりません。TOTOさん同様にオススメしていないということなのかもしれません。実際には外せるエプロンは蓋の部分にステッカーで取り外し方が明記されている事があります。

Panasonicさんの場合

「※各部の構造はタイプによって異なります。※エプロンがないタイプ、外せないタイプがあります。 詳しくは取扱説明書でご確認ください。また、エプロンの取り外し方、取り付け方についても取扱説明書をお読みください。」とあり、外せる場合には半年に1度エプロンと浴槽下を洗うようオススメされています。

浴室のハウスクリーニングサービスをご依頼予定のお客様からエプロン部分もお掃除をしてらもらえますか?というご質問。また、どうやって取ったら良いか当日クリーニングの際に教えてもらえますか?と言ったお声を頂く事があります。たくさんの方が気になっている部分かと思います。

ハウスクリーニングサービスによるエプロン内の洗浄について少しご説明します。浴室クリーニングの範囲としてエプロン内は通常範囲内か追加料金を頂くかどうかは業者様ごとに異なる部分です。ですので、ご依頼の際は予め確認しておくとよいかと思います。

エプロンとは?(画像付き)

上の写真の赤い線の内側の部分がエプロンと呼ばれるパーツです。何だかカタカタしてるし、取れそうな感じなんです。とか。隙間が空いていて水が入ってそうなんだけど。と、思って気になられていらっしゃる方がその中が見えないだけにエプロンについてご質問を頂く事が多いと感じます。

エプロンは外せるの?

各メーカーさん共に外せる浴槽と外せない浴槽があります。

外してお掃除するものなの?

メーカーさんごとの浴槽設置の構造によって異なるようです。ただし、お掃除するにしても頻繁に行う必要はありません。というのは浴槽の周りがコーキング処理(下の画像の赤線内)されていれば汚れにくいため頻繁に行う必要は無いと思います。逆にコーキングがなされていない浴槽は四方からお湯が流れてしまうため汚れやすくなってしまいます。その場合は、使用状況によって定期的にお手入れの必要があります。

カビの生態を知って、増えにくい環境を作る方法

浴室をきれいに保ちたい。そう思っている方が最も気になるのは カビ ではないでしょうか。

浴室に発生するカビの多くは、50℃のお湯をかけることで抑制できる と言われています。しかし、カビは単にお湯をかけるだけでは防ぎきれません。その生態を知ることで、より効果的な対策が可能になります。

カビが増える条件とは?

カビが繁殖するためには、以下の 3つの条件 が必要です。

1. 栄養分(皮脂や石けんカスなどの汚れ)

2. 水分(湿気や水滴)

3. 適温(約25℃)

カビは、身の回りの汚れを 酵素で分解し、栄養に変えて成長 します。また、湿度が高い環境では水分を利用して栄養を吸収し、さらに 胞子を飛ばして増殖 するのです。

つまり、これらの条件が揃うとカビは発生しやすくなるため、 「栄養・水分・気温」この3つをコントロールすること が大切です。

カビを防ぐ具体的な方法

✅ 50℃のお湯をかける

 浴室のカビを抑えるには、50℃のお湯をかけて殺菌する のが効果的です。同時に、皮脂や石けんカスなどのカビの栄養源も洗い流しましょう。

✅ 水気をできるだけ早く飛ばす

 カビの繁殖を防ぐには 浴室を乾燥させること が重要です。

 効果的な乾燥方法は次のとおりです。

 - 換気扇を回す(できれば24時間)

– 窓を開けて換気する(外気の湿度が高い場合は逆効果になることも)

 - 脱衣場から送風する(扇風機やサーキュレーターを活用)

✅ 浴室暖房は「涼風モード」がオススメ

 浴室暖房を使って乾燥させる方法もありますが、高温乾燥を続けると壁にカルキが付きやすくなる ため注意が必要です。もし 「涼風モード」 がある場合は、そちらの方がオススメです。

まとめ

カビを防ぐには、「栄養・水分・気温」をコントロールすることが重要!

1. 50℃のお湯でカビを抑制&汚れを流す

2. 換気・送風で水気を素早く飛ばす

3. 浴室暖房は涼風モードを活用する

これらを習慣にすれば、カビの発生を抑え、清潔な浴室を保つことができると感じております。日々のちょっとした工夫で、快適なバスタイムを過ごしましょう!

記事 ERDE(エルデ)の自然派 ナチュラルハウスクリーニング 代表 照井智大

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