石鹸がPRTR法の指定化学物質に?

~洗剤の選び方と使い方を見直すきっかけに~

最近、石鹸がPRTR法(特定化学物質排出量届出制度)の第1種指定化学物質への指定が検討されています。

その背景には、次のような要因がありそうです。

急性毒性の科学的証拠が揃った 液体石鹸成分の脂肪酸カリウムが、水生生物(特に魚や甲殻類のエラや無脊椎動物)に悪影響を与えることが確認されました。 また、グローバルな国際規制との整合性 欧州REACH規則やOECD評価、国連GHS分類での毒性評価に対応するためであったり。 それから、国内使用量の多さ 年間1t以上流通する規模の大きさは検討品目の対象となるそうです。 そして、法の定期見直し(6年ごと)のタイミング。 水環境保全への関心の高まりに伴う水産資源への影響懸念が強まっている。最後は誤った解釈のような気すらしますがこれらのことが検討品目に繋がったと考えられます。

指定されたらどうなる?

メリット

安全性情報の透明化で製造・輸入・使用量や環境排出量が公表され、成分がより分かりやすくなる。製品の安全性向上で各種メーカーが環境負荷の少ない製品開発づくりをより進める可能性があります。 それに伴って、環境保全への貢献 、排水による水質汚染を抑える取り組みがより大きくなる可能性があるのではないでしょうか。

デメリット

価格上昇の可能性。報告・管理体制のコストが小売価格に反映される場合がありそうです。 製品選択肢の減少 。一部のメーカーでは販売を縮小・中止する可能性。また 「指定化学物質」という言葉による誤解や実際にはリスクが低くても消費者が敬遠する恐れがあります。

私たちにできること

石鹸や洗剤は、成分だけでなく使い方と排水方法が環境への影響を大きく左右します。

例えば、雨天時の大量使用やそのまま河川へ流すことを避けるだけでも負荷を減らせます。

ところで、なぜ洗剤を使う必要があるのでしょう?

わたしは、汚れを取り除くのになぜ洗剤が必要なのかというと水と混ぜ合わせるためだと考えています。

主に油脂分を伴う水と混ぜ合わせることが困難な汚れに洗剤を使うと良いと考えています。

皆さまの洗剤選びの基準や、排水の仕方。

これを機に、改めて見つめ直してみませんか?

エルデの使用洗剤と選ぶ基準については、一応下記に示させていただこうと思います。

※これが一番で、これしかないというものではございません。

エルデでは、地球環境に対する負荷を考えて土や水への影響が低く微生物が分解し易いもの。石けん同等かそれ以上に分解されやすいものを使用しております。

また、身体への負荷を考えて空気中への影響が少ないもの。常温で揮発するものはクリーニング中やその後の室内空気環境への影響を考え使用を控えております。

ですのでエルデでは有機溶剤や濃度の高いアルコール、塩素系洗剤、残香性の強い添加剤を含む洗剤などの資材について使用を致しません。

また、植物や自然由来であってもどなたにでも安全ということはないと考え、ホームページに使用資材の成分をご参考までに製品ラベルを元に明示をさせて頂いております。

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